2023年12月の平日に、長崎県島原市にある島原城へ夫婦2人で行ってきました。
この記事では、障害者手帳を利用したお得なチケット購入方法、
受けることができるサービスやサポート内容について
障害者手帳を持つ私自身が、実際に島原城へ行き確認した内容をレポートします!
島原城について
島原城(別名:森岳城、高来城)は、
長崎県島原市にある江戸時代に松倉重政によって築かれた城です。
宮本武蔵も参戦したことでも有名な日本最大の一揆、島原の乱(島原・天草一揆)では
天草四郎(益田四郎時貞)を総大将とする一揆軍から攻撃を受けました。
現在は、本丸に天守・櫓・長塀が復興されており
城跡は長崎県指定史跡に指定されています。
島原城のアクセスについて
島原城までは車・電車・バスで行くことができます。
私は車で行き島原城の駐車場を利用しました。
車(駐車場)について
約90台収容の駐車場あり。
全国でも珍しく本丸内が駐車場になっているため
天守閣のすぐ近くまで車で行くことができます。
駐車料金徴収所
駐車場入口の駐車料金徴収所で、スタッフの方に駐車料金を支払い駐車場へ入場します。
料金(税込)…一般車両:500円/小型バス:750円/大型バス:1,500円/バイク:200円
※駐車料金の障害者割引はありません。
身障者用駐車場
天守閣の正面を向いて右側、トイレ前には身障者用の駐車スペースがありました。
旅行者にも魅力的な駐車場(島原城の城キャン~お城キャンピングカー泊~)
島原城の駐車場には、事前予約をすることで車泊ができるスペースがありました。
ライトアップされた天守閣を眺めながら特別な夜を過ごすことができます。
キャンピングカーユーザーはもちろん、
そうでない方も、常設されたキャンピングトレーラーに宿泊可能なため気軽に楽しめます。
キャンピングトレーラーのお泊り体験プランには、
「お泊り体験プラン+島原観光」がお得に楽しめる特別プランの記載もあったため
興味のある方は是非、公式HPにて詳細をご確認ください。
電車・バスについて
電車について
島原鉄道「島原駅」から徒歩11分
バスについて
バス停「島原駅前」から徒歩11分
その他
福岡・熊本方面からは、島原市とその両隣の雲仙市・南島原市の各港までの
フェリー・高速船の時刻表・料金表の掲示もありました。
島原城の障害割引料金について
島原城には、入館料を支払うことで入館することができます。
※入館料は、天守閣・観光復興記念館・西望記念館、3館共通の入館料となります。
入館料の障害者割引は、同伴者1名含め一般料金の2割引です。
入館料について
入館料 | 一般料金 | 障害者割引料金 ※同伴者1名含め一般料金の2割引 |
---|---|---|
大人 | 700円 | 560円 |
小・中・高校生 | 350円 | 280円 |
※2023年12月時点の料金です。
島原城の障害者割引料金チケット購入方法について
私が、実際に現地の入館券発売所にて障害者割引料金の入館券を購入した方法についてです。
入館券を購入する際、窓口スタッフの方に
「障害者割引料金を利用したい+自分と同伴者1名の計2名分購入したい」旨を
障害者手帳の原本を提示し申告しました。
これだけで、スムーズに障害者割引料金で入館券を購入することができました!
私の場合、入館料の一般料金(大人)700円×2名で1,400円のところを、
障害者手帳所持者本人+介助人の申告をしたことで障害者割引料金(大人)560円×2名で1,120円で購入でき
障害者手帳を提示せずに購入した場合と比較し、計280円分お得に購入することができました。
島原城での障害への配慮やサポート体制について
バリアフリートイレ
売店や駐車場内(身障者用駐車スペースすぐ近く)などに、
バリアフリートイレがあることが確認できました。
どちらのトイレにもオムツ交換台が設置されていました。
AED
入場券販売所前にはAEDが設置されていました。
天守閣※注意ポイントあり!
まずはじめに、注意ポイントとして天守閣入口は階段となっており、
スロープがないため人によってはサポートが必要です。
上の階への移動は階段でしたが各所に休憩できるベンチなどが
設置してあったため無理をせず休憩をはさみながら楽しめます。
天守閣内には、多目的トイレがありました。
島原城観光復興記念館
入口まではスロープになっており、館内にはエレベーターが設置されています。
番外編
島原城の番外編
天守閣
地階には入館券発売所・トイレがあり、
入館券発売所付近では島原城七万石武将隊の松平忠房氏が出迎えてくれました。
1階 キリシタン展、2階 郷土史料展、3階 民俗展、
4階 姉妹都市・兄弟都市コーナー、5階 天守閣・展望所となっており
天草四郎の肖像画・踏絵・殿様の鎧などの展示がされていました。
5階の展望所からは、島原の街並みを360度満喫することができました。
観光復興記念館
映像ホールでは平成の島原大変の経過などの上映がされており、
不定期で市民講座や音楽会などが開かれています。
展示ホールでは、特別展や季節のイベントなどの展示があります。
島原城観光復興記念館には、
島原城入館券(天守閣・観光復興記念館・西望記念館、3館共通の入館料)で入れます。
西望記念館(巽の櫓)
日本彫刻会の巨匠で文化勲章を受章した長崎県南島原市出身の北村西望氏。
長崎平和祈念像の作者としても有名な西望氏の作品を観覧することができます。
西望記念館には、
島原城入館券(天守閣・観光復興記念館・西望記念館、3館共通の入館料)で入れます。
西の櫓
日本全国のお城の絵や、各県のこけしなどの展示があります。
民具資料館(丑寅の櫓)
明治、大正、昭和の暮らしが偲ばれる懐かしい品々が展示されていました。
民具資料館には、無料で入館することができ
教科書などでしか見たことのないような品々を見ることができました。
御馬見所
島原城三の丸のあったものを移築されたもので、
江戸時代から残る貴重な数寄屋造りとして国の有形文化財に登録されています。
島原城本丸売店・休憩所
売店では、長崎名物カステラや島原の特産品などご当地のものから
観光地の定番キーホルダーなど豊富な種類のお土産を購入することができます。
また、売店内の飲食スペース「城の茶屋」では、
島原名物、かんざらし、ろくべえ、にゅうめんなども食べることができます。
その他にも島原城には魅力がいっぱい
歴史を学べるスポットや、写真映えするスポットなど
楽しみ方色々、魅力いっぱいの島原城でした!
2024年は島原城築城400年とのことで、
この記念すべき年に是非観光にいかれてはいかがでしょうか。
姫松屋
島原城のすぐ近くにある人気店!
元祖 具雑煮 姫松屋 本店では島原名物の具雑煮を食べることができます。
その他
長崎県・島原市には他にもたくさんの観光スポットがあることがわかりました。
障害者手帳を使ってお得に安全に島原城を楽しもう!
島原城では、障害者手帳を利用することで、
チケットの障害者割引や、障害者が安心して利用できる配慮やサポート体制があります。
他にも九州旅行でも人気なオススメ観光スポット、
日本一広いテーマパーク「ハウステンボス(Huis Ten Bosch)」(長崎県佐世保市)
の障害者割引についての記事もありますので興味のある方は是非ご参照ください。
長崎観光の際に歴史好きの方にオススメの、
軍艦島資料館(長崎県長崎市)を利用した体験記事を
過去にアップしていますので興味のある方は是非ご参照ください。
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