2023年12月の平日に、
長崎県長崎市にある長崎市恐竜博物館へ夫婦2人で行ってきました。
この記事では、障害者手帳を利用したお得なチケット購入方法、
受けることができるサービスやサポート内容について
障害者手帳を持つ私自身が、実際に長崎市恐竜博物館へ行き確認した内容をレポートします!
長崎市恐竜博物館について
長崎市恐竜博物館は、長崎県長崎市の「長崎のもざき恐竜パーク」内にある
長崎市における恐竜の歴史をテーマとした展示をおこなう博物館です。
5つのテーマに構成された常設展示では、本物の化石や大迫力の動く恐竜のロボット、
オランダからきた全長13mのティラノサウルスの全身骨格レプリカ(国内唯一)などの展示が楽しめます。
常設展示以外にも、オープンラボでは実際に化石の研究をしている様子を見学することができます。
長崎市恐竜博物館のアクセスについて
長崎市恐竜博物館までのアクセス方法について、
車・バスで行くことができます。
私は車で行き駐車場を利用しました。
車(駐車場)について
一般車135台、大型バス5台の無料駐車場あり。
身障者用駐車場
博物館すぐ近く、一般駐車場とは別に大型バスや身障者用の駐車場がありました。
上記、案内図画像に赤丸で示していますので拡大してご確認ください。
バスについて
長崎バスにて「恐竜パーク前」で下車、徒歩5分。
長崎市恐竜博物館の障害者割引料金について
長崎市恐竜博物館には、受付横の券売機にてチケットと年間パスポートの引換券が販売されています。
指定の手帳を所持する方は、常設展示の観覧料減免を受けることができます。
同じ「長崎のもざき恐竜パーク」内にある「軍艦島資料館」と恐竜博物館の常設展示セット券は
博物館と軍艦島資料館のどちらでも購入することができます。
※博物館の「企画展・特別展」の入場料金は開催内容によって異なります。
その他の減免条件や団体料金等についても詳しくは公式HPをご確認ください。
常設展示観覧料の減免対象の手帳の種類
- 身体障害者手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 療育手帳
長崎市内に住所がある方は全額減免(介助者1名に限り全額減免)
長崎市外に住所がある方は5割減免(介助者1名に限り5割減免)
受付で証明できるものを提示する必要があります。
チケット(常設展示観覧料)の料金について
指定の障害者手帳を所持する方は、常設展示の観覧料減免を受けることができます。
通常料金 | 障害者割引料金(減免) ※長崎市以外に 住所がある方 | 障害者割引料金(減免) ※長崎市内に 住所がある方 | |
---|---|---|---|
一般 | 500円 | 250円 ※介助者1名に限り同じ | 無料 ※介助者1名に限り同じ |
小中学生・未就学児 | 200円 | 100円 ※介助者1名に限り同じ | 無料 ※介助者1名に限り同じ |
※2023年12月時点の料金です。
長崎市恐竜博物館の障害者割引料金チケット購入方法について
常設展示の観覧料減免を受けるには、受付にて証明できるものを持っていく必要があります。
私が現地の受付にて、常設展示の観覧料減免にてチケットを購入した方法についてです。
博物館入ってすぐの左手側に、受付と券売機があります。
常設展示の観覧料減免を受けるためには受付への証明が必要です。
受付スタッフの方に
「障害者手帳での観覧料減免を受けたい+長崎市外在住であること+自分と介助者1名の計2名分購入したい」
旨を障害者手帳を提示し申告しチケット(常設展示観覧料)を購入しました。
これだけで、スムーズに減免料金で購入することができました!
私の場合、長崎市外に住所があるため5割減免の対象となります。
常設展示観覧料の通常料金(大人)500円×2名で1,000円のところを、
障害者手帳所持者本人+介助人の申告をしたことで観覧料減免料金(大人)250円×2名で500円で購入でき、
障害者手帳を提示せずに購入した場合と比較し、計500円分お得に購入することができました。
長崎市恐竜博物館での障害への配慮やサポート体制について
長崎市恐竜博物館での、障害者への様々な配慮やサポート体制についてご紹介します。
エレベーター
館内展示の順路には階段すぐ近くにエレベーターがあり、
利用しやすくバリアフリーな施設になっていました。
ベビーカー・車椅子レンタル
館内は、車椅子やベビーカーでの利用ができ、
自走式車椅子(3台)とベビーカー(5台)の無料貸出があります。
利用の際にはインフォメーションカウンターへお尋ねください。
※室外への持ち出しは禁止
多目的トイレ
車椅子で利用できるバリアフリートイレ(オスメイト対応)があります。
手すりや呼び出しブザーが完備されており、清潔感のあるトイレでした。
また、多目的トイレでないトイレにも
子供用トイレ、フィッテイングボード・ベビーチェアが完備されていました。
ベビーケアルーム
多目的トイレ横にはベビーケアルームがありました。
授乳やオムツ替えの際などに利用ができ、
個室が2部屋あり、室内にオムツ交換台、着替え台、流し台あり。
救護室
ロッカー(コイン返却式)の奥には救護室がありました。
気分が悪くなったり、怪我をした際に一時的に利用ができます。
AED(自動体外式除細動器)
館内に2か所設置あり。
・展望ホール(休憩スペースのあるエリア)
・事務所または救護室
展望ホール(休憩所)
オープンラボ近くの展望ホールでは、
椅子が並んでおり海を眺めながら休息をとることができます。
点字ブロック
館内マップなど一部に視覚障害者誘導用ブロック設置あり。
補助犬
補助犬(盲導犬や介助犬)同伴での入館可能。
※登録証の持参必要
その他
音声ガイド
点字室内にあるQRコードを、スマートフォンで読み取ると
展示物の解説など音声ガイドを聞くことができます。(約30分)
番外編
グルメ
館内に飲食店はありませんが、
博物館のすぐ近く(同じ長崎のもざき恐竜パーク内)にある
「GAOGAO」で「恐竜サンド(750円)」を食べました!
恐竜サンド(スタンダード)は、ゴロゴロとした鶏肉がたっぷりはいっており
トマト・野菜・ソースとの相性も良く食べ応えのある大満足の一品でした。
人気の恐竜サンドは、甘口・中辛・辛口からソースが選べ、
今回食べたスタンダード以外にもチーズサンド・アボカドサンド・肉盛りサンドなどがありました。
また、恐竜サンド以外にもビーフケバブやサイドメニューなども充実していました。
こども広場
同じ長崎のもざき恐竜パーク内、
恐竜をイメージした大型遊具などが整備されている24時間無料の広場です。
水仙の丘(北側展望所)
長崎のもざき恐竜パーク内、長崎半島南端に位置する野母崎にある水仙の丘公園。
北側展望所・東側展望所・西側展望所からなる3つの小山には約1,000万球の水仙が植栽されており
長崎県で唯一、環境省の「かおり風景100選」に選ばれています。
季節によって、水仙・桜・ツツジ・椿・八重桜・あじさいなどの開花が楽しめます。
私が利用した北側展望所では、望遠鏡やフォトスポットがあり田の子島や「軍艦島」が一望できました。
望遠鏡(無料)では、軍艦島の建物まではっきりと見ることができ感動しました。
軍艦島資料館
長崎のもざき恐竜パークから眺めることができる「端島(通称:軍艦島)」は
日本近代化の遺構として世界文化遺産に登録された人口の島です。
同じ長崎のもざき恐竜パーク内にある「軍艦島資料館」にも行きました。
障害者手帳を使ってお得に安全に長崎市恐竜博物館を楽しもう!
長崎市恐竜博物館では、障害者手帳を利用することで、
チケットの観覧料の減免や、障害者が安心して利用できる配慮やサポート体制があります。
他にも九州旅行でも人気なオススメ観光スポット、
日本一広いテーマパーク「ハウステンボス(Huis Ten Bosch)」(長崎県佐世保市)
の障害者割引についての記事もありますので興味のある方は是非ご参照ください。
また、YouTube等のSNSでも人気の動物園「長崎バイオパーク(BIO PARK)」(長崎県西海市)
の障害者割引についての記事もありますので興味のある方は是非ご参照ください。
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